DIY初心者のための「ゼロから始めるDIY」

DIY初心者が「本当に知りたいこと」って何でしょう?

DIY初心者のための道具えらび ~クランプ編~

「クランプ」っていうのは、材料を固定するための道具です。

大工さんとかDIYでも上級者のみなさんは固定しないで切ったり組み立てたりしている印象ありますか?

確かに、慣れてくると少し作業するとき なんかはクランプ止めしなくなってくるかもしれません。上級者のみなさんでも、場面によってはクランプを使ったほうが楽な場面も多いのです。

色を塗る時、

組み立ての時、

ボンド付けしている時、

などなど、用途はたくさんあるので最初から持っていた方が便利です。

DIYに慣れてなくて下手だから使うんじゃなくて、

電動工具は両手で使うことも多いので

「3本目の手」ぐらいの感覚で使うことになると思います。

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クランプは2個セットであると便利です

 

様々な用途があるので、それに応じてたくさんの種類のクランプがあります。

だから、「これがおススメ」って1つだけ紹介するのがちょっと難しいんすよね。

 

私が最初に買ったのは

「バークランプ」と呼ばれるタイプです。

「クイックバークランプ」とも呼ばれます。

で、使いやすかったです。

だからおススメと言われれば「バークランプ」がおススメです。

早くて、楽で、応用も効きます。

 

古くからあるタイプの「C型クランプ」「F型クランプ」

安くて「保持性」も高く安心感があるのですが、

「ネジを回して止める」のが、だんだん面倒くさくなってきます。

 

その面倒クサさを解消するタイプで

「バネ式クランプ」というものがあります。

簡単に言えば「でかい洗濯バサミ」です。

開いて挟むだけなんで、速くてとっても楽です。

しかし、一番肝心な「保持性」が弱いんです。

作業の途中でズレてしまうなんてトラブルがしょっちゅうあります。

バネ自体は強いバネを使っているため、開くのにまあまあ力が要ります。

男子なら大丈夫でしょうが、女子はちょっと大変かもしれません。

 

「C型F型」の面倒クサさと「バネ式」の保持性の弱さを

両方解消したのが「バークランプ」だと思っていただいて大丈夫です。

 

もちろん難点もあります。

他に比べ多少高いこと。

そこそこ大きいため作業の邪魔になることも。

 

だから私はバークランプを普通の固定に使い、

後でバネクランプを買い足して、手軽な固定に使ってます。

 

クランプは様々なメーカーがいろいろな種類を出しているので、

これだけは外せないというポイントだけお伝えしておきます。

・2個セットで買うことを前提に予算を決めましょう。

 材料のコッチ側とアッチ側をとめることが多いためです。

・挟む部分に「保護キャップ」が付いているもの。

 材料を傷つけないよう「当て木」をするのが普通なのですが、面倒なので…。

・15センチ以上挟めるもの。

 初心者DIYは2×4材を使うことが多いので、2×4のサイズは(38㎜×89㎜)です。

 それに何かを挟むことになるとすると、15センチくらいは必要ですね。

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このバークランプは30センチまで固定できます

 

人によって作るものは異なるでしょうから、最初は100円ショップのクランプとかでもいいですよ。あとで性能の良いヤツ買ったとしても、100円ショップのクランプは結構後々まで使えますよ。