DIY初心者のための「ゼロから始めるDIY」

DIY初心者が「本当に知りたいこと」って何でしょう?

DIY初心者のための上達法 ~のこぎり編~

「工具の使い方」うまくなったらカッコいいですよね。

特に「木工といえばノコギリ」ではないでしょうか。

 

のこぎりで木を切る時によくあるトラブルと

その解消法を紹介していきます。

 

・ちゃんと測ったのに、なぜ寸法が違う!?

・バリは必ずでるものなのか…

・長い部材を切る時、刃が挟まるんだけど

・どうしても真っすぐ切れない!

といった感じではないでしょうか。

大工さんレベルとまでは行かなくても

上手にできる方法はないものか?

あります。

裏技的な方法ですが、

大工さんでもやってる方法もありますので、

覚えておいて損はないです。

 

〇ちゃんと測ったのに、なぜ寸法が違う!?

・少し長めに切っておいて、組んでから余分な部分を切り落とす。

端材が出てしまいますが、確実な方法です!

 

採寸通りに切れなかった原因はたくさんあるでしょう。

・ケガキのやり方が悪い

・スケールの使い方が悪い

・切りしろを理解していない

他にもいろいろ考えられますが、

そうだとしても間違いない方法が

「少し長めに切っておいて、組み立てた後でカット」

です。

単純ですが、確実です。

しかも組み立てた材料が「ガイド」の役割を果たし、

真っすぐ直角に切りやすくなっています。

単純すぎて呆れてしまうような技ですが、

一石二鳥の優れ技です。

 

〇バリは必ずでるものなのか…

出るものと思っていればストレスもたまらないのですが…

最小限に抑える方法はあります。

それは

・切る部分にマスキングテープを貼って、

テープごと切ってしまう。

めんどくさいなぁと思われるかもしれませんが、

結構効果はあります。

毎回毎回やるのは大変なのでおススメしませんが、

「どうしても木口をキレイにしあげたい部分」

の、場合はやってみると良いですよ。

いつもはヤスリなどでバリ取りしてると思いますが、

すると木口が「面取り」されて少し丸くなっちゃいますね。

どうしてもそれがイヤな場合とかはおススメです。

 

〇長い部材を切る時、刃が挟まるんだけど

腕が悪いのか、刃こぼれしてきたのか、

何故かうまく引けない時ってありますよね。

・少し切り進めたら、クサビを打って広げる

横引きの時や、短い部材だとほぼ無いと思いますが、

板材とか長い部材を切っているときに

材料が刃に挟まってしまいます。

 

「クサビ」は簡単に作れます。

端材を細長ーく三角形に切るだけです。

これを切れ目にさして、

金槌で軽くトントンと打つだけです。

切れ目が広がってノコギリを引きやすくなります。

 

クサビを打ちすぎると木材が割れちゃうこともあるので、

注意してくださいね。

 

〇どうしても真っすぐ切れない!

こればかりは完全に「腕」の問題なので、正解は

・道具に頼る!

これに尽きます。

ちなみに基本的な切り方として

・ケガキ線の真上に目線を持ってくる

・引くときに力を入れて押すときは軽く

・リズミカルに引く

・刃の角度は30°

ですよ。

それは分かっているけどうまく切れない場合は

道具に頼りましょう。

①マイターボックス

木製やプラスチック製のものがあり、

ガイド用の切り込みが最初から入っています。

その切れ込みにノコギリを入れて切る。

という便利グッズです。

45°や斜め切り用の切れ込みもあるので、

DIY初心者じゃなくても使う場合はこっけうありますよ。

 

②ソーガイド

これはその名の通り、

「刃を真っすぐにするためのガイド」

です。

マイターボックスと違い、

好きな角度で固定することが出来ます。

すいません。

私はソーガイドを使ったことがありませんので

どれだけ便利なものかはわかりません。

 

③当て木

一番単純で、しかも実用的な方法です。

スコヤをしっかり材料に固定し、

当て木をガイドにしてノコギリが倒れないように切る。

それだけです。

好きな角度で切ったり、斜め切りには向かないですね。

あと、当て木自体が直角でないと、

結局曲がっちゃうので

最初に確かめておいてくださいね。

 

いかがですか?

いつもホームセンターのカットサービスを利用したり

ほぼ丸ノコで切ったりしている方でも

ノコギリを使うことで、DIYのアイディアが無限大になります。

是非お試しください。